HCU 2
タケです。
遅々として進みませんが、1を書いたからには、2を書かなければ。
ということで、HCU生活の続きです。
ICUからHCUに移動した日は、父母が家に帰る日でした。
突然呼び出して、首から上しか動かない息子の姿を見ることになった父母には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
折角遠いところ来てもらえたのに、何も出来ることが無く、唯一の救いは、普段なかなか会えない孫たちと遊べたであろうこと。
沢山遊べたかしら。
子供たちも喜んだかしら。。
などと気にしながら見送りました。
(と言ってもベッドの上からですが)
ICUで聞いた、写真撮っていいのかという件は、師長さんまで確認の結果
・他の人が写らないようにする
・カメラを退院まで病院にて預かる
の条件付きでOKとのこと。
ということで、妻にカメラを持ってきてもらって、
HCUの看護師さんに預けることに。
明日は3度目の血漿交換なので、写真撮ってもらいます。
さて、夜。
ICUと異なり、24時間丸見え状態ではなく、カーテンで仕切られた中で寝ることに。
おお、ちょっとした個室感。
そして夜中。
お医者さん達は夜見回りをするのか、カーテンの向こうで2、3人のお医者さんと思われる人たちの会話が聞こえてきます。
「GBS?。。。あぁ、だからGBSって言うんだ。」
「なんで、GBSで救急にいるの?」
パソコンをカタカタ打っているらしい音。
「えっ。。。可哀そう。。。」
コラコラ、会話まる聞こえなんですけど。。
夜中といっても、必ずしも患者は眠ってないぞ。
単に動けないから、モゾモゾ的なものがないだけで。
どうも断片的な会話を聞くに、
通常のGBSでは徐々に体が動かなくなり、だから途中で気づいて入院となるので救急にくるわけではないらしい。
一方、僕の場合は、違和感出てから24時間かからずに首から下動かず、その為、救急対応が必要になりましたとさ、
という可哀そうな状況らしい。
まぁそれでも、人工呼吸器をつけずに済んで良かったらしい。
ということを改めて確認しました。