2回目の血漿交換

タケです。

 

2回目の血漿交換 は、入院3日目でした。

 

血漿交換1回の体への負担が大きいため、日を開けて行うとのこと。 

記念すべき1回目を写真に収めることが出来なかったため、2回目こそはと考えていましたが、まだ面会者が誰も来ていない中、血漿交換の機械が近づいてきます。

 

「これって、なかなか経験出来ないことでしょう。折角だから写真撮りたいのに、奥さんに断られたんですよね」

と愚痴ったのちに、

「写真撮ってもらったり出来ないですかね」

と無邪気に聞いてみました。

 

 そしたら、若い男の看護師さん、あぁ、この人、聞いてきちゃったよと言った顔で、

「聞かれてしまったら、こちらも答えないといけないんです。上の人に確認します。」

 と。

 

まぁ、他の人が写らないように配慮して邪魔にならない程度にちょこっと自分たちの写真を撮る分には目くじらは立てないが、正面から撮影への協力を求められると、病院として正式な対応をせざるを得ないということでしょうか。

 

まぁ、こちらも無邪気に質問しており、カメラがある訳でもなかったので、取り合えず今回の血漿交換の撮影は無しでとなりました。

 

そして、血漿交換です。

今回も、まずは首から伸びている管から血をちゅ~と抜き出してそれを布の上に出します。

 

血液サラサラ状態を見ている様子。

ちなみに、血漿交換すると、血液中の血液を固める因子(フィブリノゲン)も取り除かれるので、血液がサラサラになるらしいです。

おまけに、体が動かないことによる血栓を予防する為に、血液サラサラにする為の注射(ヘパリンカルシウム)も打っているので、

サラッサラのサラサラ状態

のはず。

 

ちゅ~の結果が良かったのか、血漿交換の機械に管を繋げて、血漿交換開始。

 

今回も、やることなくただただ、ぼぉ~とナースステーションを眺めるのみ。

体中に血液が流れているのを不自然なくらいに感じながら、3時間くらい経ったでしょうか。

もうすぐ終わりに近づいてきたころ、急に気分が悪くなってきました。

何とか我慢していましたが、血漿交換が終了し管を外す時に強い吐き気が。

 

何度か吐きましたが、吐くほどのものが胃の中に入っていなかったのが幸いしたのか、出てくるのは唾液と胃液のあいのこの様な液体のみ。

 

どうも、血圧が急激に低下した様子。

上(収縮期)の血圧が、120台から70台へ急降下。

急いで看護師さんたちが、僕の頭が体より低くなるようにベッドの傾きを変えてくれました。

でも、この状態で吐いたら、気管詰まらせるなぁ、などと考える余裕もなく、ただただぐったりしていました。

 

ちなみに、英語で血圧を上が120で下が80ですと言う場合、

My blood pressure is 120 over 80.

と言うようです。

 

分数を表す時も、同じ表現しますね。

6/3=2は、6 over 3 is 2.

 

合わせて、下記も。

systolic blood pressure 収縮期血圧(上の血圧)

diatolic blood pressure 拡張期血圧(下の血圧)

 

血圧さえまともに言えなくて、海外出張中に病気になったら、無理ゲーに突入間違いなしでした。

今回の病気は、勉強するいい機会を与えてくれました。

 

さて、1回目の血漿交換の時もぐったりしましたが、2回目は血圧急低下と嘔吐。

血漿交換に対する認識が、

単なる、

「退屈でちょっとだけ痛くて、疲れる処置」

から、

「退屈でちょっとだけ痛くて、嘔吐するほど気分が悪くなる処置」

に変更されました。

 

これは、流石に連日は無理だ。

なるほど、よくわかりました。

 

 

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