ギラン・バレー発症の記憶2
病院の中で、毎日忙しくしていて、入院しているのに過労で倒れそう、
といった冗談ともつかない話をしているタケです。
流石に、5か月前の出来事ですので、はっきりと覚えていない部分も
ありますが、ギラン・バレー発症のあたりを書いていこうと思います。
その前に、我が家の家族構成を。
妻 :呼び方は妻と協議中(笑)
長男:ちょま 5歳(当時)
長女:のん 2歳(当時)
さて、3/23です。
朝、ベッドから体を起こす際、何となくお腹のあたりに違和感が。
お腹が痛いとかではなく、体をうまくねじれないというか、、、
やはり、風邪が治りきっていないためのだるさが残っているのかと思い、
午前中に病院に行くことを決意。
一昨日に名古屋から帰ってきた際に、駅からの帰り道、
興味本位で入り口までのぞいた駅前に新しくできたらしい病院にでも行ってみることにする。
だるいながらも特段ほかに症状もなく、医者のほうも、「インフルではなさそうですね、風邪でしょう」と。
病院の帰り道、何となく力が入りにくい気がする。
体が「ダルおも~」と言ったものとは少し違う。
一生懸命歩いているのだが、その横をお婆さんが追い抜いていって、愕然とする。
高熱が出ている訳でもないのに、ゆっくりとしか進まない。
病院に向かった時には感じなかった違和感。
さっきと違う。なんだこれ。。。なんか、うまく歩けない。
家にたどり着いたが、体が重い。
熱などで体が重いのは、
疲れた → 力でない → 体動かしづらい → 体が重く感じる
だが、この時の状況は、
体が重い → 体が動かしづらい → 疲れてくる
という、普段の体調が悪い時とは逆のことが起こっていたのです。
始めは足の方に力がうまく入らない感じが、加えて腕の方も力が入りにくくなってきた気が。
夕方、子供たちをお風呂に入れたのですが、時を追うごとに力が抜けていく感じ。子供たちを抱きかかえられるか不安だったので、ちょまは自分で湯船に入ってもらいました。のんはギリギリなんとか抱えられるくらい。
お風呂から上がり、子供たちに本を読み聞かせた後、寝かせるため、2階の寝室に。いつもなら、滅多にいない父親に甘えさせてあげるべく、抱っこして連れていくのに、2階まで連れていく自信がない。
「今日は手をつないで上がろう」と言ったら、素直に手をつないで階段を上ってくれました。
父親の様子がおかしいことを、ちゃんと理解してくれて助かりました。
子供たちを寝室に連れて行ったあと、あまりにも変な状況の為、ネットで調べてみることに。
「からだに力が入らない」
脳梗塞、自律神経失調症、ストレス、そして、ギラン・バレー症候群
脳梗塞とかなら、そろそろ気を失っているのでは?もうすぐ来るのか?
ストレス、、、確かにないとは言えないけど、急に?
となると、この耳慣れないギラン・バレー症候群ってのが怪しいかも?
などと思いながらネットの情報を貪りました。
そういえば、背中も痛い。絞り込むために付け加えてみる。
「からだに力が入らない」+「背中の痛み」
なになに、「背中の痛みは、内臓の病気の重大なサインである場合がある。」
うーん、内臓の病気って、、、かえって可能性が増えてしまったじゃないか。。
などとやっていたら、23時頃電話の着信があったことに気づく。
留守電にメッセージ。アメリカの同僚から。
1時間前だけど、最後の電話になるかもと頭をよぎりつつ電話。
30分ほど話が続き、終了。
夜中1時。寝るために、2階に上ろうとしたが、もはや手すりにつかまらないと上れない。寝れば治るかもという期待とともに、悪化してたら救急車とか。。まさかな。
と思いながら寝ました。
<医療費確保に向けた広告スペース>